EMBROIDERY CLASSIC SHIRT

size M 着丈 77.5cm 肩幅 47cm 身幅 56.5cm 袖丈 56cm 22SS SS22コレクションでは大西洋を越えて受け継がれてきたキルティングの文化とアメリカのディープサウス、そしてイギリスにおけるブラックフォークとブルースの発展を探求しています。コレクションの制作にあたり、「Richie Havens」、「Jo Armatrading」、「Davey Graham」といった偉大なアーティストと共に「Lianne La Havas」、「Sons Of Kemet」、「Caleb Kunle」らの現代の音楽もデザインのインスピレーションソースとなっています。モデルはナイジェリアとアイルランドをルーツに持つアーティスト「Caleb Kunle」を起用しました。 色鮮やかなコレクションを構築するカラーパレットはニューヨーク在住のコンテンポラリーキルト作家「Michael Thorpe」の作品より抽出したもの。伝統や文化を重んじながらも現代的な作品を制作する同アーティストとの親和性を独自の色使いやテクスチャーで表現しています。ショーピースとして制作したキルトアイテムはこらまでにビスポークで制作してきた生地を再利用し、イギリスの職人によりハンドメイドで仕立てられています。 今シーズンのコレクションを象徴するストライプのリネン生地はアイルランドの豊かなテキスタイルの歴史に敬意を表し、ウェックスフォードの優れた織物職人とのコラボレーションにより制作。ブランド創設時より長きにわたり定番のテキスタイルとして使用しているスコットランドのハリー・スティーブンソンからは手触りのよりドライタッチのワックスコットンを採用し、6ポケットパーカーやオーバーサイズレインコートなどのアウターを仕立てています。 数シーズンに亘りコレクションのムードを反映させたグラフィックを手がけるのはアフリカにルーツを持つロンドン在住のイラストレーター「Gaurab Thakali」。フィールドジャケットには刺繍として、カットそーにはプリントで70年代のフォークミュージックにインスパイアされたアートワークを落とし込んでいます。今シーズンのコレクションはニコラスが属するコミュニティをフィーチャー、その輪の中にあるクラフトマンシップやカルチャーを結びつけた内容となっています。 ニコラスデイリー