リチャードアヴェドン Woman in the Mirror 写真集

ファッション写真家を志し、まずニューヨークにあった高級女性衣料店「ボンウィット・テラー」（Bonwit Teller ）に無料で広告写真を撮らせてもらえないかかけあい、エレベータ内に貼る写真を撮らせてもらうことに成功する。またボンウィット・テラーでの写真やマーチャント・マリーンでの身分証明書用写真、自らの姉妹のルイス・アヴェドンをモデルとした写真等をポートフォリオにまとめて有力ファッション雑誌『ハーパース・バザー』の編集者アレクセイ・ブロドヴィッチのもとに持ち込み、マーチャント・マリーンでの作品が認められて『ハーパーズ・バザー』誌のティーンエイジャー向けページ「ジュニア・バザー」での仕事を手に入れた。アヴェドンの同誌デビュー アヴェドンは、急速に変化する社会的慣習、文化的理想、大衆的なスタイル、ハイファッションの激動の半世紀という彼の時代に、比類のない女性像を生み出しました。アーティストとして、彼は表現、ジェスチャー、態度のニュアンスに深く敏感でした。彼の写真は、セレブリティ(マリリン・モンロー、ジャニス・ジョプリン、マリア・カラス、アイザック・ディネセン)から伝説的なモデル(スージー・パーカー、ツイギー、ケイト・モス)、そして単に彼の注目を集めた女性まで、被写体の内面の生活への窓を絶えず開いていました。最高の芸術や文学のように、アヴェドンの肖像画は豊かな生活と複雑な経験を呼び起こします。 36ｃｍｘ29ｃｍ　246ページ ハードカバー