90s STRUCTURE 表起毛ウール ニット ヴェスト

アメリカのブランド、 STRUCTUREの珍しいウール ニット・ヴェスト出す↑ このブランドがもっとも勢いがあった時代のもの。 ベージュを基調に、 エンジ、深紅、からし、鴨の羽色、青紫の毛糸で 表面にネイティヴパターンを作り、 それを起毛加工した珍品。 なんと云ふ編み方か判りかねますが、 表わ縦、裏わ横編みで、 所謂、裏毛編み、裏起毛とも違うような 珍しい作品。 コムデギャルソン、ヨウジヤマモト、マルタンマルジェラ好きにおすすめデス↑ サイズ：M 肩40cm 身幅54cm 着丈60−65cm 起毛した毛糸が絡み合い、 図案がボンヤリと浮かび上がる ある種の抽象画の様な好デザイン。 裏面の編みもとても綺麗デス↑ そしてボタンわ、おそらくホーンボタン。 この頃わプラスチックボタンが主流デスが、こちらも珍しいディティール。 175cmで着用しますと、 第一ボタンの位置がヘソあたりと低く、 裾わすぼまっています。 「ミゾオチあたりまでVでバックり空いてるのってどうなの？」と云ふ疑問が残りマスが、 「ガハハハ！90sのアメリカ人わ気にしねぇ！！」 と云ふことで賞か。 生地が体に当たる部分わめちゃくちゃ、暖かいんだから〜♪とクマムシ しっかりポケットも2つ付いた 実用的でイナタイ1枚デス。 このオシャレなおじいちゃんが着るような詫びた色味が好きで、20年近く前に着てました。 白シャツに黒いレザージャケット、茶色の革靴などにとても快く映えマス。 素材特有の毛羽立ち以外わ、 年代を考慮しても良い状態だと思いマス。 気品が漂う首元の黒タグも高級感があり、 全体的にアメカジの既製服の中でも かなりデザイン性が高い1着だと思いマス。 親会社だったLimitedわ相当のモール長者だった様ですが、 残念ながらストラクチャーわ、 2000年にヴィクトリアズ・シークレット母体のExpressへ、 2003年にわ米国大手のsearsに売却されたもよう。 ネットでわ、 そんな「古き良きアメリカのブランド（と云っても90年代頃）」を取り戻そうとする、 本国アメリカの投資家がチームを率いて、 投資を呼びかけるページまでありマス。 この時代を生きたアメリカ人にとってわ、象徴的で特別なブランドだったんデスね。 「パーティーで会おうぜ！」とシュワちゃん。