NIKKOR-T ＊ED 600 19

35mm判用ニッコール望遠レンズで定評のあるED（特殊低分散）ガラスを採用、テレタイプでは補正が困難とされていた色収差をはじめ、歪曲収差、像面湾曲などの諸収差も良好に補正。山岳や風景写真の長焦点効果を得るのに最適なシリーズ。 ED360mmF8とED500mmF11とED720mmF16、あるいはED600mmF9とED800mmF12とED1200mmF18は、相互に前群レンズとシャッターが共用できる後群レンズ交換方式を採用。優れたコストパフォーマンスの実現と機動力アップが計れる。(ニコン イメージング 製品情報 旧製品 より) この品は、後群レンズ ED600mmF9であり、テヒニカ規格のボードを装着しています。そのボードに4個のエクステンションリングを組み合わせてレンズを装着位置を伸ばすことができます。フィールドタイプのカメラ、もしくは長尺の蛇腹を使わない場合も軽快に使用することが出来ます。 私はかつて友人のカメラマンと共同で3種のレンズを購入し（8X10サイズの撮影が必要であったため、8X10用として）そのうちの一つがこのレンズです。で、その後はほとんど使用してなかったものです（4X5の撮影で少々）。 写真 1.左はテヒニカタイプのボードを最短位置にセットしたもの。右は長いチューブを足したものです。 写真 2.ボードを付けてない状態。 写真 3.追加用のチューブとレンズキャップ前後。 写真 4.レンズ前群 写真 5.レンズ後群 (600mm用） 写真 6.〜7.テレマクロレールにトヨフィールドをセットした例。 写真 8.延長用チューブを外せばボードごと純正のケースに収まります。