古代ローマ 円筒印章 天使 4世紀 ペンダント スタンプ 1289

ご覧いただき、ありがとうございます。 『古代ローマ 円筒印章 天使』を出品いたします。 印章は、粘土などに印影を付けるための彫り物です。インタリオ（沈み堀り技法）による紋様により、所有権などを表すために使用されました。紀元前からギリシャで印章が盛んに使用された影響を受け、古代ローマ時代には、さまざまな印章が作成されました。 この印章には豊穣の天使が描かれています。4世紀頃、キリスト教が古代ローマ帝国に広がった時代の世界観を知ることができる重要な資料です。 円筒印章には魔除けの意味もあり、ネックレスとして使用されていた金属が残っています。市場に出回らない円筒印章であり、私も数回しか見たことがありません。 ◆詳細◆ 産地：古代ローマ 大きさ：41.3mm 重量：12グラム 素材：碧玉（ジャスパー） 年代：4世紀頃 ※チェーンは付属しません。 ◆入手経緯◆ 長年、土に埋もれていたものなので、変色やイタミ等はありますが、年代を考慮すると状態は良いです。何よりほぼ完形品で出土、しかも通常は腐食する金属部分も残存しており、約1000年以上前の古代遺物としては奇跡的なコンディションです。 ◆状態◆ 海外の考古学研究機関から「貴重な古代遺物を入手した。すでに多くのオファーが入っている」との連絡があったので、急いで仕入れました。 ◆特徴◆ ●天使（キリスト教の世界観） ●ペンダント型の円筒印章 ●古代ローマ ジャスパーには、破邪の効果があると言われており、古代の世界では宝飾品以外にも儀礼等に用いられました。円筒印章は、『身分を表す印章』と同時に、『護符』として身につけられていたと考えられています。 古代の人々の世界観を感じる不思議な印章です。金属部分が残存した円筒印章は手に入りません。当ショップだから、仕入れることができた『生涯に一度のチャンス』です。 ※商品説明文は、出品者が独自に英語の古書などを調査するとともに、海外の考古学者に聞き取りを行い、個人的な見解や評価を記載したものです。写真の構成についても、上記の見解等を基に、最もお品の性質を引き出すように作成しております。よって、著作権は出品者に属しますので、出品者の許可なく無断の転用等（参考にする等も含む）を禁じます。