前田仁仙 落款 更紗 着物 正絹 仕付け糸付 お召訪問着 3118

独特の染色技法で斬新な作品を次々と世に送り出す友禅師“前田仁仙”、落款入りのお召訪問着でございます。 更紗紋様は、室町時代末にインドやジャワなどから伝来した文様で、人物・花・鳥獣などを多彩に染め出したもの。16世紀末のインドで極上多彩の木綿布をsarasoまたsarassesと呼んだところからついた名と言われています。 多彩ながら謎めいた表情で染め出された更紗の世界、花喰い鳥や花の幻が繰り広げる幻想世界、それは豊かな温もりに深みの濃淡を描く前田仁仙の世界観、“誰をも虜にする揺るぎない個性”、何とも言えない独特の色合いが着物の奥行を一段と美しく際立たせています。 新品未使用・撮影の為だけに着付けた一枚、仕付け糸付“手縫い仕立て”のお品でございます。 お召地は通常の縮緬よりもコシがつよく、紬よりはしっとりと馴染む独特の風合いがあり、着崩れしにくく、裾さばきがよいために、洒落着に向くとされています。 “仁仙更紗の世界…誰をも虜にする揺るぎない個性”、洗練されたデザインセンスでエレガントに個性の美を演出するひと品、季節の装いに…視線を釘づけ注目の的となること間違いなし、大人の女性にだけ着こなすことができる極上の味わいをどうぞお楽しみください。 花喰い鳥は、鳳凰や鶴などの瑞鳥が草花や花枝などをくわえた姿をあらわす模様のひとつ。ササン朝ペルシャが起源とされ、日本では正倉院御物や数々の工芸品の装飾に見られます。ノアの箱舟から飛び立ち、オリーブの枝葉をくわえて戻ってきた鳥と同様に幸せの兆しとされ、縁起の良い吉祥文様として用いられています。 採寸表 身丈 ： 163cm（肩から） 裄　 ： 68cm 肩巾 ： 33.5cm 袖巾 ： 34.5cm 袖丈 ： 49cm 前巾 ： 23.5cm 後巾 ： 29cm 素材 ： 正絹(袷) 折代 ： 身丈(内揚げ 前5cm・後5cm)　裄(身頃側：3cm・袖側：4cm)　袖丈(3.5cm) 訪問着はこちら❁　#tomihisa訪問着 tomihisaのお着物はこちらから❁　#tomihisa