文箱 竹林七賢図 昭和天皇へ作品献上者の作品 本朱漆塗り 本漆塗り 硯箱

竹林七賢図を色鮮やかに描いた、本朱漆塗りでの全てハンドメイドによる作品で、蓋の裏側及び受け箱の中に【布着せ】を施し生地の弱い部分や傷みやすい部分に漆を吸わせた【布】を貼り付ける、非常に手間ひまの掛かっております工程を経ています。寸法 :25,2cm × ≒19cm × ≒3,8cm 【蓋表面の形状は、かまぼこ形】＊ 作品完成後は製作者が長い間保管されておりました。箱はありません又、【日光東照宮の御神木】を使用しております。作者【故人】:志呂川 亥一。大正12年富山生 平成17年 82歳没。※日光東照宮お抱えの漆芸等の修復監督者として、50年近きに渡り職人150人を采配する。日光東照宮の社寺の他、伊勢神宮、太宰府天満宮、鹿嶋神宮等々に於いて漆塗り等の保存修復に関しご尽力を尽くされました。その様なお忙しき日々の中、小作品の数々を製作され続けてこられました。しかしながら、イベント開催などはおやりになる事は無く、只ひたすら製作のご精進にお時間を費やされました。日本画家、田中一村の様と考えます！文化勲章辞退者。